風呂のリフォームをするときに、できるだけ水垢のつきにくい素材にするとお風呂掃除が楽になります。できる限り掃除を楽にしたいと考えている人が多いのは事実ですが、リフォームの時に掃除のことまで頭が回らないという人も少なくありません。浴室をきれいにするためには水垢が付きにくい素材を選ぶことが大切となるため、家族と相談して浴槽だけではなく壁や天井などにもできるだけ赤がつかないようなものを選びたいと、業者に伝えることが重要です。
浴槽で水垢が最もつきにくいものは、FRP浴槽といいます。繊維強化プラスチックの略称で、ガラス繊維に樹脂を混ぜた樹脂系と呼ばれる部類の浴槽の一つです。ヨットやガスタンクなどの材料にも使われており、丈夫で軽いといいます。他の浴槽よりも2倍以上固くて表面に汚れや傷がつかないため、掃除がとても楽なのが特徴です。リフォーム前の打ち合わせの時にFRP浴槽にしたいと伝えることで、業者が理解して複数プランを提案することが多いといいます。
在来工法の浴室ではない限り、天井や壁などが一体となっているユニットバスが主流です。ユニットバスでも素材の選ぶポイントを理解しておくと、汚れが付きにくくなります。多くの場合樹脂系を勧めることが多いですが、樹脂系の中でも速乾性と断熱性の高いものを選ぶことが重要です。速乾性が高いように加工されているものの場合家族が風呂から出て比較的早い時間帯で乾燥させることができます。単純にデザインで風呂を選ぶのではなく、素材まで考えて選ぶと満足できるリフォームとなる可能性が高いです。
投稿日:2023年4月25日 更新日: