一度お風呂にカビが発生してしまうとどんなに丁寧にお掃除をしてもなかなか落とすことができず、苦労するケースも少なくありません。
専用の洗剤を利用して一時的には綺麗にできても、やがて耐性を持ったカビが生まれてしまうと部材を交換する以外に解決が難しくなります。
もしも呼吸から吸い込んでしまえばアレルギー疾患や呼吸器系疾患などを引き起こす可能性もあり、ご家族の健康のためにも何らかの対処をしたいところです。
そのような事態を回避するために、さまざまな方法でお風呂をリフォームして防止する方法があります。
数あるお風呂のリフォームの中でもここ数年で最もトレンドとなっているのが浴槽や壁、床にフッ素コーティングや防カビコーティング、特殊シリコン皮膜などを施した素材を使用し、そもそものカビを発生させないという方法です。
それだけではなくこれらのコーティングや皮膜は水垢や皮脂汚れなども弾いてくれるので、もしも汚れてしまってもシャワーで流したり柔らかい布で軽く拭き取るだけで簡単に綺麗にすることが可能でお手入れも簡単です。
また、このリフォームを実施することで浴槽の底、浴室の床や壁に溜まってしまいがちな、お風呂独特のぬめりの発生も予防してくれます。
ただし、それらのコーティングや皮膜はコスト面の問題があり浴槽や部材は従来型の製品と比較してリフォーム費用がやや高額になってしまうのがネックですが、その優れた効果を求めて選択する方が増えています。
投稿日:2019年7月25日 更新日: