水周り設備となる風呂は、比較的多くの方がリフォームを実施される箇所です。常に水気を帯びている場所となるので、設置をしている浴槽や水栓器具が傷みやすくなり、また壁面にカビが生えたりひび割れが発生しやすくなります。それらの問題を除去するのに打って付けなのがリフォーム工事ですが、折角なら高級感を醸し出す空間に作り変えたいという方も大勢いらっしゃるでしょう。どのようなリフォームをおこなえば高級感を醸し出す風呂を手に入れられるのか、簡単に解説をしていきます。一般的な風呂のリフォームでは、タイルを用いた施工を選択されるものです。タイルは水周り設備には打って付けの素材で、コーキングをすれば水垢汚れから一定期間は守ることも可能です。しかし高級感を出すのには不向きな素材になります。そこで別の素材を使用して高級感を出すことになりますが、風呂場に最適なものが「人工大理石」です。この素材は本当の大理石ではないものの、花崗岩を高温で溶かして形成をしており限りなく自然な大理石に近い石です。おもに玄関ホールで採用される住宅建材であり、風呂場の床と壁面にも活用することが可能です。壁・床など風呂全体のリフォームをするのであれば、この素材を採用して比較的簡単に高級な内装にすることができます。費用相場はタイルを用いるよりも約1.4倍程度はお高くなりますが、水垢がつきにくくカビも生えないのでコストパフォーマンスに優れたリフォーム工事にもなります。
投稿日:2022年3月23日 更新日: