
お風呂場の床に発生したぬめりで転倒しそうになったことが何度もある、または既に転倒してケガをした経験がある、こんな方もいるのではないでしょうか。実際にお風呂場で転倒するケースは、年間ベースでも数多く報告されています。
そんなリスクを避けるためには、できるだけ速やかにお風呂場をリフォームして、床に起因する事故を防ぐことが肝心です。そこで次に具体的な床選びのポイントを素材ごとに見ていきます。
まずお風呂場に使用する素材の中でもメジャーなのが樹脂材でしょう。耐湿性や耐水性に優れているだけでなく、表面を加工しやすいのも大きな特徴。このため滑り止め加工を施している樹脂材も数多く目にすることができます。転倒防止の観点からリフォームを検討するのであれば、ぬめりが発生しにくく、滑り止め加工を施している、樹脂材を選択肢に入れるべきでしょう。
続いて紹介するのが木製材です。伝統的に日本家屋のお風呂場では、昔から最も採用されてきた素材ですが、実は滑りにくいという点も特徴の1つです。また木材ならではのリラックス効果も期待できるため、リフォームを希望する方の中でも根強い人気を誇ります。その反面、弱点はぬめりや腐りが発生しやすいこと。ただし日頃からこまめにお掃除していれば、これも回避は可能です。
最後に紹介するのは陶器系のタイル材です。これも昔から日本の家屋ではよく採用されてきた、メジャーな素材で知られます。とはいえ、目地にカビや汚れが沈着しやすく、タイル表面にぬめりも発生しやすいという、大きな欠点があります。お風呂場での転倒事故も、床がタイル材というケースが珍しくありません。そこで滑りにくいコルクタイルや、滑り止め加工のあるタイル材を使用するケースも、近年のリフォームでは目立ちつつあります。