お風呂のリフォームでは、壁のタイルを張り替えることで見た目の印象を大きく変えられます。このタイルは、一つずつ大きさが異なっていたり、柄が異なっていたりして、様々なデザインが存在します。お風呂場をゴージャスにしたい場合には、柄のあるものを選ぶと良いでしょう。さらに、実際に浴槽でお湯に浸かった場合に、その人の視線が向く方向に柄のあるタイルを配置したり、その箇所だけを周囲と別の色にするなどして意図的に変化をもたらすリフォームも効果的です。また、浴室はどうしても汚れやすいため、カビ・水垢・石鹸のカスなどが溜まってしまいがちです。そのため、汚れが目立ちにくい白などの明るい色のタイルを選んでリフォームすれば、お風呂場を清潔な印象で保てます。ただし、浴室にある4面の壁を全て白にすると無機質な印象を与えてしまうため、1面のみ違う色にしたり、タイルでラインなどを表現するなどして、真っ白を防ぐようにバランスを取る方法が有効です。
また、掃除のしやすさを優先するなら大きいタイルを使用して目地を少なくするリフォームをおすすめします。これならカビがつきにくくなり、かなりお風呂掃除が楽になるでしょう。他には、「うわぐすり」とも呼ばれる釉薬(ゆうやく)を使ったタイルもあり、表面がツルツルとしていてこれも掃除がしやすくなります。なお、釉薬のコーティングは、タイルを割れにくくしたり吸水を防ぐ効果があり、実用性に長けた点が多いという特徴があります。
投稿日:2020年2月7日 更新日: