冬の寒さで冷え切った身体を優しく温めてくれるお風呂ですが、浴室が冷え冷えとしていたら入るのをためらってしまいます。高齢の方ともなると浴室と温かい室内との寒暖の差でヒートショックを起こしそうになったというデータも少なくなく、小さなお子様に関しては寒さから「入りたくない」と入浴を嫌いになってしまう切っ掛けにもなり兼ねません。では、一体どうすれば冬でも寒くないお風呂を実現できるのでしょうか。
まず提案したいのが、浴室の床暖房です。リフォームで浴室に床暖房機能を取り入れれば、入った瞬間の足先からの冷えを防止することができます。最近ではコストパフォーマンスの高い床暖房も多く取り扱われていますから、費用を心配する必要もありません。「床暖房まではやりすぎかも」という人には、寒い冬でも冷たく感じないサーモタイルにお風呂場の床を変えるだけでも、暖かさは段違いです。加えて、壁の色を温かみのある色合いのものにリフォームすることで、視覚からもあたたかさを取り入れることができます。
また、浴室に足を踏み入れる前の脱衣室の寒さには、脱衣室暖房がおすすめです。リフォームで脱衣室に暖房機能を備え付けておけば、服を脱ぐ時の鳥肌が立つような激しい寒さを感じず、快適なバスタイムが実現します。脱衣室暖房は壁付けタイプがほとんどですから、スペースの広さは関係ありません。これらの簡単なリフォームを取り入れるだけで、冬場のお風呂タイムが家族にとってより快適で充実したものになります。
投稿日:2019年5月29日 更新日: