ヒートショック現象が起こらないように

命も奪うヒートショック

お風呂場の危険性として、近年警鐘ならされているのが、ヒートショックでしょう。暖かいところから、急激に寒いところにいくと、大きな温度差によって、血圧が変化してしまいます。これが体に悪影響を与えてしまうのが、ヒートショック現象の問題点です。いつ自分の体に起きてしまうのか、その心配もしていかなければいけません。

ヒートショックが起きる原因と構造

ヒートショックが起きる原因は単純です。温度差が引き起こしているため、温度差がなければ起きません。血圧を考えた場合、温度が低くなると、血行が悪くなっていくため、できるだけ押し出していこうと血管が収縮します。温かくなると逆に広がりますが、温度差が10度以上あると、体に何らかの影響を及ぼすようになるため、死亡の原因になることさえ出てくるのが危険性です。心臓に強い負担がかかるためであり、できるだけ温度差がないようにしていかなければいけません。

温度差を減らす

リフォームとしてもいくつかのポイントがあり、脱衣所を寒い場所にしないというのがひとつでしょう。暖房器具を置くだけでも変わってきますが、実はこれだけでは足りません。浴室に入った瞬間に、非常に寒いと思うこともあるでしょう。ここもヒートショックを起こしやすいポイントです。浴室を温められる構造にしておくことで、かなりの予防ができるようになります。浴室から出るときにも起こりやすいため、リフォームも含めて寒くない環境を作ることが大切です。